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モザイクタイルミュージアム良き良き

がっちゃんです。

娘と一緒に岐阜県にあるモザイクタイルミュージアムに行ってきました。

モザイクタイルミュージアム

多治見市笠原はもともと「土岐郡笠原町」でしたが、平成の市町村合併で多治見市に合併されました。古くは明治時代から製造が始まったと言われる笠原のタイルは、今でも観光や産業の支えとなっています。そんな笠原にタイル文化を象徴するモザイクタイルミュージアムが2016年に作られました。

子ども達が小さい頃に何度か行ったことはありましたが、ゆっくり楽しめるには幼く「こういった文化にも触れてほしいな」と親のエゴで終わる始末……子どもと行く場所ではないのかもしれないと諦めていましたが、今回は娘から「ここに行ってみたい!」と言ってくれたので、喜んで付き添いさせていただきました~♪

 

ワンコイン体験

ワンコインではない体験と、ワンコインの体験がありまして…それならば「ワンコインの体験を」と予約しました。私が行ったときはコースター、小物入れ、写真立て、ブックエンドから1つ選びモザイクタイルを貼っていく体験でした。

私が選んだのはブックエンド。様々な形や色のタイルから好きなものを選び、ボンドで貼り付けていきます。「こ…これはめちゃくちゃセンスが問われるやつ…!」と思いつつ、パッと目に止まった緑と茶色、ボルドーを選択。色々配置してみてどう飾っていくかを考えます。

ピアノの鍵盤のような家のようなイメージで、5人家族で…ちょっと柄のようにしたいのと、真ん中の「Nature」の文字を消したいし…こうかな?

 

ん〜もうちょっと軽い印象がいいからこっちの方がいいのかな?

と、あーでもない、こーでもないとブツブツ言いながら配置し、ボンドでくっつけます。配置を考え貼り付けるともうタイムオーバー。あっという間の1時間でした。体験後に乾燥ブースで乾かしてもらいました。

娘は小物入れをチョイス。かわいいな〜。テキスタイルのような、規則正しい感じもありつつ、差し色や自由さがあって、娘らしさが出てる。すごいな。

 

タイルの展示

館内は一部を除き写真撮影&私用の範囲内であれば掲載OKということなので、ちょっと感動した角度で撮影してみました。

まずは外観。どろんこ山をイメージしたアートな建築。

 

ポツポツと規則正しく見える花柄は、よく見ると陶器が埋められていました。形や色が様々で、どれもかわいい。

緩やかな傾斜を下り入り口に辿り着くので、まるで自分が小さくなったような感覚に陥るところも楽しい。

中に入れば左手にドーンと待ち構えるモザイクタイルの車。なかなかの迫力ですね。

 

展示室は4階からお勧めされるので、階段を登ろうとするとまるで洞窟のような階段。世界観半端ないです。

 

そして4階の展示。

暗い洞窟のような階段からパッと白くて明るい世界に変わります。白い壁紙ではここまでの白さは出せないんじゃないかな。タイルだから反射する光がすごく眩しくて幻想的でした。

そんな幻想的な展示場で一際目立つのがこのオブジェ。形が違うタイルが太陽の光を受けて不規則に反射し、キラキラと美しい。

タイルってこんなに綺麗なんだ…って、自分の価値観がガラと変わる展示でした。

 

3階はモザイクタイルの歴史や産業を知る展示があり、2階には注文カウンターや販売用の展示などが設置されていました。

 

と、ゆっくり展示を見ているうちに体験で作ったブックエンドも乾いた感じ。体験と見学で2時間かからないかな?小学生の娘と回るにはちょうど良い感じでした。

近くは飲食店が少ないです。私たちはモザイクタイルミュージアム前にある小さなスーパーの「マルナカスーパー」で手作りおにぎりをいただきました。注文してから握ってくれます。最高でした。笠原の産業や美しさに触れて、笠原のおいしいを頂く。これがお出掛けの醍醐味だな。

 

これからはこんな感じのおでかけをもっと娘のいけるのかな〜と楽しみが増えるお出かけでした。

\今回行ったモザイクタイルミュージアムはここです/

www.mosaictile-museum.jp