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好きなことを好きなだけ

もっと知りたい、もっと感動したい

がっちゃんです。

 

芸術をもっと知りたい、もっと身近に生活したい。

今まで敷居が高く感じていた芸術分野をもう少し知ってみようと思い図書館に足を運びました。

 

ゴッホ原寸美術館

最近、セリアで名画をモチーフにした雑貨がたくさん発売されています。結構人気も高いようで、新しい商品を次々見かけるなぁと。ちょっと見てみたいなと思って手始めに借りたのがゴッホ。

パラパラと絵を見て、解説を読んでいく。有名な話ではあるが、日本画から大きな影響を受けたゴッホの試行錯誤したと見られる作品は、文明がさほど発達していない時代でも表現に国境はないんだと驚かされました。

ゴッホが日本画を参考にし始めたという1880年代の日本はまだ明治時代。鎖国が終わり文明開化があり凄まじいスピードで日本に他国の文化が、他国に日本の文化が流れていったんだろうな〜なんて見ていました。

私は「夜のカフェ・テラス」「ローヌ川の星月夜」「オヴェールの教会」「百日草ほかの花を生けたボウル」「アルルの花咲く庭」がとりわけ好きだなと思いました。

光と影の色使い、何色にも見える青、最小限に形成された人間、など。見惚れるところばかりでした。

 

北斎原寸美術館 100%Hokusai!

まぁゴッホを見た後に見たいと思うのは、葛飾北斎の絵でしょうか。こちらもゴッホと同じ原寸美術館をコンセプトにしており、「原寸で見るとこの絵のこの部分はこうなっている」というのが見れる本です。

パラパラとページをめくっていくたびに、自分の無知と新しい知の両方に出会うよう感覚でした。葛飾北斎は構図が素晴らしとどこかで読みましたが、確かに無知な私でも(無知な私だから?)パッとみて焦点が定まる。赤い馬、打ち上がるような波としぶき、直線的で水流の速さを感じる滝…見たものをこうやって表現できる技術と表現力にただただ圧巻。

私が好きだなと思うのは、「雀踊り」「飛脚の堺釣りはし」「和州吉野義経馬洗滝」「五百らかん寺さゞゐどう」「凱風快晴」「風」ですかね。

 

もっと身近に

世界的にも歴史的にも有名な画家の絵を見て、私が取り入れられることは少ないのでしょうが、たくさん出会うことで、自分の中に蓄積するものがあればいいなと思うし、敷居が高く感じている芸術や美術の分野が、もっと身近になればいいなと思います。