がっちゃんです。
余白や余裕は好きですが無駄は苦手。気持ちが貧しくなる生活はしたくないですが、食材が無駄なく、食費がムラなく進んでくれるとなんだかスッキリした気持ちになります。
有元葉子さんの「『使い切る。』レシピ」
この本を何度も借りては読んで「そうは言っても子ども達野菜食べてくれないし…」「まだ生活に時間的余裕がないし…」と憧れだけで終わっていました。
それでもまた気になって借りて、今ならできるかもしれないと少しだけ取り入れています。
ハーブは香りが強い野菜
有元さんの「ハーブが上品な使い方しかされていない、もっと大胆に使えば良い」という言葉にハッとされました。
香りや色彩付けしか役目がないと思っていたパセリを思い切ってサラダにしてみたら香りが強くてすごく美味しい!子どもウケはしなくても、どうせ家庭菜園で採れるパセリの量は私一人分程度。これは良い発見でした。
端材や皮も食べやすいようにできるかな?
冷蔵機に残っていた野菜を、大根の皮と一緒にかき揚げにしてみました。天ぷら粉がなかったので、薄力粉にマヨネーズと水入れて調整したら、ちょっとスナック感のあるかき揚げになり、子どもウケが良かったです。
これまで玉ねぎや牛蒡の食感が残るせいで嫌がられていたかき揚げも、あげると大根味がなく、シャキシャキ感も食べやすい程度に収まっていました。
入れたのは、大根の皮、にんじん、ちくわ、冷凍庫で干からびかけていたジャコです。ちくわが入ったことで程よく塩梅が採れたように思います。
台所は実験室
「こうしないといけない」「これしてはいけない」みたいなものにとらわれず、色々やってみようと思わせてくれる本でした。酢豚のパイナップルが苦手で、アップルパイもどこか違和感を感じる私。固定概念みたいなものが強いのだと思います。だからこそ、読んで良かった。
自由な料理思考のおかげで、台所で余らせていたものも、それとなく使いきることもできてスッキリです。