がっちゃんです。
子ども達がお小遣いを持つようになり、子ども用の簡易金庫を購入しました。子ども達の大切な全財産。私にはそれ以上に守りたいものがあります。
お金よりも守りたいもの
それは子ども達の友人関係です。
ここからは私の子ども時代の話になります。子ども頃、私の家に遊びにくる子の中でおもちゃを持って帰ってしまう子がいました。私はそれに気づいていながらも大きなものではなかったので嫌な気持ちこそあれど、どうすることもできず見逃していました。それが高学年になっていくとお金に変わっていきました。
そこで初めて「この子は自分と遊びたいのではない、ものやお金をとりにくるのが目的で、私とはその程度なんだ。」と感じ、以降、その子と遊ぶのをやめました。
今思い返しても、子どもだったので解決することもできず飲み込みきれないなんとも後味の悪い記憶です。
自分が親になったらそんな経験を作らせない環境を作りたいと思い、今回簡単な金庫を購入しました。
環境で防げる小さな悪意
わが家に遊びにくる子の中にそういった恐れのある子がいる訳ではありません。でも子どもだから、たまたまが重なって、衝動的にそうなってしまうことは、我が子を含めどんな子どもだってあり得ると思います。
そういう時に抑止力になれば…そうさせない環境づくりをすることで、お互い傷つかずに済むのではないかと私は思います。最近、私の身近なところで似たようなケースを聞いたので、ふと苦い記憶が蘇り、慌てて金庫を買ったところです。
もちろん、持ち歩ける程度の簡易金庫です。特に絶対に目につかない場所に隠しているわけでもありません。どちらかと言えばお友達が来た時に大人の目がある場所に保管しておくためのものです。
強盗や空き巣などにはなんの効果もないのでしょうが、子どもの偶発的な小さな悪意なら…効果はあるのではないかと思っています。
